子どもと一緒に狂言を観てきました。
小学生向きなので、演目は「寝音曲(ねおんぎょく)」と「蝸牛(かぎゅう)」。
出演者は、大蔵流山本会 山本東次郎師一門。
「寝音曲」
主人が太郎冠者の家の前を通ったところ謡っている声が聞こえ、家で謡わせようと呼び出します。
太郎冠者はこの先何かあるたびに謡わされてはたまらんと、やれ、酒を飲まないと謡えないだの、やれ、女の膝枕でなくては謡えないなどと言い出し、主人は酒を振る舞い、自分の膝枕に寝かせて何とか謡わせようとします。
主人の膝枕で確かに謡うのですが、主人がそーーっと、起こすと声が出なくなってしまい、そーーっとひざに下ろすと謡いだし・・、その繰り返しがおかしくて、子ども達は笑っていました。子どもにも一番分かりやすいところだったかもしれません。
そのうち、訳が分からなくなってきたのか(お酒もずいぶん入っているので)、起こすと謡い、寝かせると声が出ない・・と、逆になり、とてもおかしかったです。
「蝸牛」
長寿の薬といわれるかたつむり(蝸牛)を、祖父にさしあげようと、主人が太郎冠者に探しに行かせます。蝸牛がどんなものか知らない太郎冠者は主人に蝸牛の特徴を聞いたところ、「頭が黒く、角があり、人ほど大きく、藪にいる」と聞いて出かけます。
ちょうど藪の中には、修行帰りで一休みしていた山伏がいます。
太郎冠者が蝸牛かと聞くので、ムッとしながらもいっぱい食わせてやろうと、蝸牛のふりをします。
太郎冠者と山伏が謡い踊っているところへ、帰りの遅い太郎冠者を迎えに主人が現れます。
何度も太郎冠者にあれは山伏だと言いますが、山伏の霊力なのか、太郎冠者は山伏に引っ張られて踊りだしてしまいます。
とうとう、太郎冠者が山伏だと気付いて、主人と一緒に怒りますが、山伏が謡いだすと主人も太郎冠者も一緒に謡いだしてしまうのです。
狂言は昔の言葉で話すので、ムスメなどは聞きなれない言葉遣いのためか、思考がストップして眠たくなったようです。かなり舟をこいでいました。勿体無い。
観にいく前からあらすじも説明してあったんですが・・・・。
でも、この体験で次に狂言や演目の言葉を見たときには、「あ、これは前に見た事がある」と、思って、興味を持つかもしれないし、今度は深く知ろうとするかもしれないと考えているのですが・・・。
つかみはこんなもんでいいんじゃないかと。
公演後の解説も小学生向けのため、分かりやすく楽しかったです。
(狂言のレポートを読みたいとあったので、遅くなりましたが、書いてみました)
最近のコメント